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バイアグラ | クエン酸シルデナフィル 25・50・100mg | ファイザー
バイアグラの基本的な使用説明書
バイアグラの特徴
陰茎の勃起はサイクリックＧＭＰという物質によって起こります。バイアグラは、サイクリックＧＭＰを分解するPDE-5と呼ばれる酵素の働きを抑制することにより勃起不全を改善します。
バイアグラの適用
勃起不全（交通事故による脊髄損傷、糖尿病、またはその他の理由により満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持ができない場合）。
バイアグラの副作用
気になる症状があらわれた場合にはすぐに医師・薬剤師に報告し、その指示に従ってください。①心筋梗塞、低血圧、失神、頻脈、ほてり、高血圧、動悸、不整脈など。②頭痛、めまい、記憶力の低下、興奮、不眠症。③血清総たんぱく減少、血清アルブミン低下、総ビリルビン値上昇、AST(GOT)・ALT(GPT)上昇④吐き気、腹痛、下痢、便秘、消化不良など。⑤勃起の延長、尿路感染症、陰茎の疼痛、射精障害。⑥鼻づまり、鼻炎、鼻出血、咽頭炎。⑦関節痛、筋肉痛。⑧発疹、かゆみ、皮膚の乾燥。⑨視力異常、目の傷み、結膜炎、耳鳴りなどの感覚器症状。⑩無力症、インフルエンザ症候群、BUN上昇など。
バイアグラの使用上の注意
①ニトログリセリンなどの硝酸剤などの併用により血圧が過度に低下し、死亡例を含む重い心・血管系の障害が起こることがあります。医師に検査などを指示された場合には必ず受けてください。②現在使用中の薬があれば、必ず医師・薬剤師に伝えてください。③指示された服用量は厳守してください。
バイアグラの併用に注意を必要とする薬
①バイアグラと硝酸剤あるいは一酸化窒素供与剤（ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビドなど）を併用すると降圧作用が強められ血圧が過度ぬい低下することがあるため併用できません。②エリスロマイシンなどとの併用によりバイアグラの血中濃度が低下したとの報告があります。③リファンピシンなどとの併用により、バイアグラの血中濃度が低下したとの報告があります。④カルペリチドと併用すると、降圧作用が強められる恐れがあります。以上のほかにも併用できない薬、併用に注意すべき薬があるので、使用中の薬がある場合は医師または薬剤師に報告してください。
バイアグラを使用してはいけない人
①バイアグラの成分に対して過敏症の既往歴のある人。②硝酸剤あるいは一酸化窒素供与剤を使用中の人。③心・血管系に障害があるなど性行為が不適当と考えられる人。④重度の肝機能障害のある人。⑤最近6カ月以内に脳梗塞・脳出血や心筋梗塞を起こした人。⑥網膜色素変性症の人。⑦低血圧の人、または治療による管理がなされていない高血圧の人。
バイアグラの使用の注意が必要な人
①陰茎に屈曲などの構造上の欠陥のある人。②鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病などの持続勃起症の素因となり得る疾患のある人。③ほかの勃起不全治療薬を使用中の人。④出血性疾患または消化性潰瘍のある人。⑤高齢者（65歳以上）。⑥重い腎障害のある人、肝障害のある人、多系統委縮症（シャイ・デオレーガーなど）の人。
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